テーマ:<%topentry_thread_title> - ジャンル:<%topentry_community_janrename>

気にしていないつもりだった。気にするつもりもなかった。
知りたいとも、思い出したいとも、気にしたいとも思わなかった。
……はず、なんだが。

気にしていたのだろうか。
そもそも、ろくな事ではなかっただろうに。
そうでなければ、こんなえぐい傷跡なんて出来ないだろう。
それに、目を覚ましたら身寄りが一切分からないなんてことも、多分無い。
気にする必要も無いのに気にしていたのだろうか。

改めて言われると、なんとも言えない気持ちになった。

それが悲しかった。
気にしているらしい自分に、腹が立って、少し、悲しかった。


私の帰る場所は
見知らぬ雲の上でなく
この地面であれば良い

テーマ:<%topentry_thread_title> - ジャンル:<%topentry_community_janrename>